口から体内に取り入れられた食物は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸を通り、最終的には肛門から体外に排出されます。この1本の長い管のことを「消化管」と呼んでいます。消化器内科では、この消化管に生じたさまざまな病気や、消化をする際に重要な役割を担っている肝臓や膵臓、胆のうなどに生じる病気を検査し、治療していきます。腹腔内すべてが守備範囲で、症状も下記のように多岐に渡ります。また、症状はないものの検診で異常を指摘された患者さんもおられます。腹腔内は外から見ることができないため、色々な可能性を考えながら検査を行い、診断をつけて治療に繋げていきます。
消化器疾患は多岐に渡り、経過をみて良いもの、お薬で治療する必要があるもの、緊急手術が必要なものがあります。なかには命に関わるものも含まれています。重篤なものを見逃さず診断し、治療につなげるには経験が重要となります。当院ではこれまでの豊富な経験をもとに、すぐに結果の出る採血検査(血算・CRP)、腹部超音波検査、レントゲン検査、人工知能搭載の内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を駆使して、的確な診断と治療を提供いたします。CTは外部施設と連携して迅速に行うことができます。
検査の結果、胃がん、大腸がんが見つかり、手術が必要となるケースも少なくありません。当院院長はロボット支援手術プロクターであることから名医とのコネクションがありますので、大きなポリープや手術が必要ながんが発見された場合、迅速なご紹介が可能です。武蔵野赤十字病院での診療も継続しているため、診断→手術→術後のフォローまで、一貫して担当することも可能です。また、武蔵野赤十字病院との強い連携のもと、手術を受けられたがん患者さんの経過観察も請け負ってまいります。
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